第700章 スロベニアとクロアチア紀行

 　1週間まったく更新がなかったのは・・・・・・・
家族旅行でスロベニアとクロアチアを旅してました
2月19日～26日にかけて。
こんな寒い時期にということだが、なんせ安いんでね（燃料込みで18万、GWや夏だと40万近くするツアー）。
初ヨーロッパをロンドンやパリとかではなく、旧ユーゴを選んでるところが自分らしい。
ちなみに、家族に提案したのはわたくしです。

　直行便はなく
　19日の午前10時40分初のドイツ・フランクフルト行きに乗り、
約12時間飛行機に揺られる。こんなに長く飛行機に乗るのはもちろん初めて。
この旅行で一番きつかったのがこれ。
窓側の席で、途中シベリアのツンドラの大地や山脈の広大な景色に感動はしていたものの
それはそれは疲れる。何度かトイレ休憩してエコノミー症候群を防ぐ努力はしたが
なんせ長い。


　フランクフルトからオーストリアのグラーツ行きに乗り継ぎ。
しかしこの空港馬鹿デカイ。ヨーロッパでは2番目にデカイ空港らしい。
グラーツ行きの搭乗口まで30分以上かけて向かった。






　これがグラーツ行きの飛行機。
お気づきかな？時差は8時間。
日本だと夜の10時ごろ。飛行機の中、フランクフルトまでずっと日中だったという
奇妙な体験をした。

　グラーツには現地時間18時半ごろ（日本時間午前2時半）到着し
ここから専用バスで最初の宿泊地スロベニアのブレッドへ。

こっからは長くなるので「続きから」どうぞ

　ブレッド市内。気温氷点下1℃
ここは有数の湖が有名な観光地








　ブレッド湖畔。左がブレッド城。
ほかにも教会の島など、すばらしい風景があった。







　ブレッド城。









　ブレッド城から幻想的なアルプスが見えました。

これでもおなかいっぱいだったが





　そのあと行ったポストイナ鍾乳洞。
ヨーロッパ最大級の鍾乳洞とあって、
その中は圧巻！残念ながら暗くて写真は撮れず。
こちらいい写真があったので
ttp://zeiss8.hp.infoseek.co.jp/pg-2006post01.htm



ここを後にしていよいよクロアチア入り。
クロアチアというと何が浮かぶかな？
たいていはやはりサッカーだろうか。
あとは90年代のユーゴ内戦か。
実際91年独立時にはクロアチアは内戦に見舞われた。
今でも倒壊した建物や、弾丸のあとが見られる。
反対にスロベニアは政治的混乱もなくすんなり独立している。


　クロアチア入り最初の観光地はプリトビッツェ国立公園。
しかし冬季とあってこの大滝を見るのみ。






　そして向かったのがクロアチア第2の都市スプリット。
写ってる建物がなんとディオクレティアヌス宮殿。
普通に人が住んでる歴史的建造物です。
このようにヨーロッパでは、歴史的建造物に人が住んでいたり
となりには普通に民家があったりしてます。




　城内の宮殿建物。









　そしてアドリア海に沈む夕日。








　このあとはずっとアドリア海沿岸を進むわけだが
反対側は断崖絶壁。バスのそう移動距離は2500kmでした。






　続いて「アドリア海の真珠」と言われるドゥブロヴニク。
ここは観光パンフでも登場する旧市街。
これが城壁






　城壁から見た旧市街とアドリア海。









　翌日、山の上から撮った旧市街。
見てわかるとおり、この高さからでも
海の底が見えるという、アドリア海の美しさ。





　その後もいくつかの街で歴史的建造物を見学
途中にはボスニア・ヘルツェゴビナにも入り
お土産を購入。






　いろんな街で歴史の勉強ができました。
陽気なクリアチアの人は、なんと日本語で
「こんにちは」と挨拶してきます。







　カーニバルにも遭遇したり。








　これがユーロです。
現在19カ国で使える通貨で、スロベニアと今回通過するドイツ、オーストリアでは
これが使えます。






　しかし、クロアチアでは一部の大きなお店やレストランでは
ユーロも使えるが、一般のスーパーやお店では
現地通貨のクーナ（kn）しか使えません。
しかもクーナは現地で、ユーロか円から交換で
クーナから円に戻すことはできません。
全部使い切らないといけないわけだ。


ちなみに1ユーロ120円、1クーナ18円です。
まあ、記念にそれぞれ10ユーロ、クーナのお札は残しました。
あと結構コインが溜まった。

知ってる方はご存知だと思いますが、有料のトイレも各地に存在します。
トイレの横に受付があって、だいたい2クーナ払ってトイレ入ります。
日本だと新宿で見ることが出来るかな。

 また、ご存知の方もいるだろうが、
ヨーロッパでは日本のような風呂にお湯をためる習慣がありません。
なので一般家庭でもホテルでもこのような
簡易シャワールームしかないところがほとんどです。
機内を除く6泊の中で、ユニットバスだったのは2回だけでした。






　またコンセントの形、電圧も日本とは異なります。
これがこちらの差込口。









　ちゃんとこの青いもののような、変換コネクタが日本でも売ってます。
こうやって使うのです。
ただし、ACアダプタを見て、100Vだったらこれは日本専用のため
別に変圧器が必要になります。

　このPSPは100V～240Vという世界各地で使用できる仕様のため
変換コネクタに直に繋げることができます。
ケータイの充電のやつは純製は国内のみだったので
世界対応のコネクタ買いました。



　そして飯。
これは5日目の昼食べたものだが、
肉系はもちろんのこと、オムレツとジャガイモが最高でした。
あと鶉のスープとか、スープ系はどれもよかったね。

　ホテルは基本バイキングです。
街のレストランの方が味はよかったですね。
現地料理ナイスｂ




そんなわけで近ツーの33名の参加のツアーで、
やはり中高年の方ばかりだが、海外旅行経験豊富な方々ばかり。
エベレスト登頂経験のある85歳のご夫婦や、
パスポートのビザページが満杯で3冊目突入してるというオバサン。
訪れた国80カ国の一人参加の男性などなど。
一応お袋もヨーロッパ、エジプト、アジアなどいろいろ行ってます。
あっしはこれまでは香港とサイパンだったので
今回降り立った場所を含め、ドイツ、オーストリア、スロベニア、クロアチア、
ボスニア・ヘルツェゴビナが加わってまだ7カ国か。まだまだですな。

　今回冬の寒い時期に行きました。
現地のガイドによると、ヨーロッパ人はこの時期は家でじっとしている、
ところが日本人はこんなときでも旅行するのは不思議だと思われてるそうです。

 そしてチョコや食い物以外のお土産がこれ（全部自分用）。
右のクロアチアの帽子はクロアチア入ってすぐの
パーキングエリアで買いました。
現地の人と交流を深めようということで。
実際、かぶってると向こうから声かけてきます
しかも「コンニチハ」と日本語で！
私もレストランで「フルベチュカ！フルベチュカ！（クロアチア人の意味）」と叫んで
意気投合してみたり。

クロアチアはかなりの親日だそうで、ニュースでもいろいろ取り上げられるとか。
ただ、首都のザグレブも含め、日本語を教えるところがないため
観光客の発する言葉から憶えていくしか手段が無いそうです。
また、そんなに生活水準も高くは無く、月給も日本円で9万前後。
それでも陽気なクロアチアの人々でした。大変、国に対する愛国心が高く、結婚式でも国家が演奏されるほど。

　上の写真のお土産の左はオーストリアの帽子と国旗、その下にあるのがクロアチアの歯磨き粉。
そして真ん中のネクタイはネクタイ発祥の地といわれるクロアチアの名ブランドCROATA.。
たぶん日本だと15000円近く？はするものを400クーナ（約8000円）で買いました。
記念にいいものをゲット。


　それから、クロアチアを北上して、スロベニアを超え、再びグラーツから
フランクフルト経由で成田に2月26日午前8時40分帰ってまいりました。
これを書いてる時間に飯食ってた1週間だったので
なんか時差ぼけがありますが、じきに直るでしょう。
年に1回ペースで海外行ってみたいもんですね。