第830章 魔の山モンバントゥ

　ツールドフランスも＠2日、いつもであれば今日のような最終日前日は
個人タイムトライアルなのだが、なんと今年はモンバントゥ頂上ゴールの山岳ステージ。
ツールでは2002年以来、8回目となるモンバントゥ登場に始まる前からワクワクしてました。

　総合争いは結局、アンディの果敢なアタックがあったものの、
アスタナ包囲網の前には努力も実らず、コンタドールの照合優勝が確定。
コンタはこれで出場したグランツールは4連勝という
これはツール5勝クラブの一員になるのは確実かもしれんね。
山岳はもともとすごかったが、TTでのステージ優勝を上げてしまう。
過去に同じスペイン人としてはインディラインが5連覇をしているが
インディラインは山岳は無難に走って、TTで大爆発する選手だったが
コンタの場合は、アームストロングタイプの超オールラウンダーだ。

　そんな、ランス・アームストロングも7連覇から3年半ぶりに復帰して
コンタをアシストを努めながら、3年半のブランクがありながらも3位表彰台確定。
7連覇＋3位という8回目の表彰台は、レイモン・プリドール(1位0、2位3回、3位5回)に並ぶ最多記録。
しかも本人は来年は新チームでツールを狙うと豪語している。
これはすごいことだ。

　ランスとともに、コンタ、シュレク兄弟、ニバリやクルイジガーの若い世代の活躍が今後楽しみ。

　そして何より、今年は13年ぶりの日本選手が2名出場し、
新城が第2ステージで5位、別府フミが第3ステージ8位・第19ステージ7位と
ステージ一桁順位を3回も記録。しかもスプリントでだ。
2人とも若いのでこれもまた楽しみである。

　明日は最終パリステージ。あっという間の3週間だったなあ。